愛知県犬山市・継鹿尾山登山と城下町食べ歩き&江戸情緒の投扇興遊び

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秋晴れの澄んだ空気の中を歩く 継鹿尾山(つがおさん) は、愛知県犬山市にある標高273mの低山で、初心者でも安心して楽しめる日帰り登山スポットです。緩やかな登山道を進み、森の香りと秋の色づきを感じながら頂上を目指すと、眼下には木曽川の透き通る流れ、雄大な濃尾平野、そして堂々と佇む犬山城が一望できる絶景が待っています。山頂の爽快感を味わったあとは、犬山城下町へ移動して食べ歩きを満喫。焼きたて団子や地元ならではのグルメを楽しみながら、町の温かい雰囲気を感じられます。さらに今回は、江戸時代から伝わる優雅な遊び「投扇興(とうせんきょう)」にも挑戦し、江戸情緒あふれる体験をたっぷり堪能。自然、歴史、そして和の遊びまで楽しめる秋の犬山旅は、まさに“充実度100%”の日帰りコースです。

名鉄広見線 善師野駅からスタートする秋の低山ハイク

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名鉄広見線善師野駅、無人駅です。ここから出発です。

秋の澄んだ空気をまといながら向かったのは、愛知県犬山市にある低山・継鹿尾山(つがおさん)。名鉄広見線「善師野(ぜんじの)駅」を降りると、のどかな畑の先に小さな山並みが広がり、ここから登山のスタートです。

急勾配もある継鹿尾山の登山ルート

継鹿尾山は標高273mとコンパクトながら、登山口からしばらく進むと意外と急な勾配が続きます。晩秋の落ち葉を踏みしめる音が心地よい一方、途中にはイノシシが掘り返した跡が残っており、山の生態を間近に感じられる瞬間も。低山とはいえ、油断せずに歩きたいルートです。

同行者撮影
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登山の入口から、急な坂です。緑に囲まれての登山は気持ちいいです。

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登山路は緑の回廊です。

山頂から見渡す木曽川と濃尾平野の絶景

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緑の回廊を抜けると、山の稜線が現われます。

急登を越えると視界が一気に開け、頂上では見事な絶景が待っていました。眼下には木曽川のゆったりとした流れ、広大に広がる濃尾平野、その向こうには関ヶ原方面の山々の稜線。そして振り返れば、凛とした姿の犬山城、さらに犬山モンキーパークの観覧車までしっかり望めます。標高以上に満足度の高い展望に思わず深呼吸。

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この日は快晴!濃尾平野が広がります。右に木曽川、観覧車は日本モンキーパークです。下山途中にモンキーパークからサルの甲高い鳴き声がよく聞こえました。

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休憩をしてから、下山。一路、犬山城方面へ向かいます。下山は,

勾配がキツく、慎重に下山しました。

継鹿尾観音・寂光院で季節の移ろいを感じる

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そのまま継鹿尾観音・寂光院へと続く参道を下り、境内の落ち着いた雰囲気に癒されながら麓へ。紅葉の季節は特に人気のスポットで、ゆっくりと季節の移ろいを感じられます。

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鐘をついてみましょう。


犬山城下町で食べ歩きを満喫

麓からはそのまま犬山城下町へ移動し、旅の後半はお待ちかねの“食べ歩きタイム”。香ばしく焼かれた鮎、タレがしっかり染み込んだ五平餅、そしてとろける旨さの飛騨牛にぎり──歩いた疲れが一瞬で吹き飛ぶラインナップです。城下町の賑わいと江戸情緒の残る街並みが、さらに食の魅力を引き立ててくれます。

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とにかく空が綺麗!さすが観光地!観光客が多いこと!

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鮎の塩焼き:この地方の名物の鮎の塩焼き。

同行者撮影

鮎(あゆ)の塩焼きとは?

鮎の塩焼きは、 川魚の女王とも呼ばれる鮎を、シンプルに塩だけで焼き上げた日本の伝統的な料理 です。特に清流が流れる地域──岐阜・長良川、木曽川流域、飛騨、美濃などで昔から愛されてきた名物です。

◆ 鮎の特徴

  • 「香魚」と呼ばれるほど ほのかにスイカのような香り がする
  • 身がふっくらとして柔らかく、クセがなく食べやすい
  • 内臓のほろ苦さも魅力で、塩焼きにすることで味わいが際立つ

◆ 塩焼きの美味しさの理由

  • 粗塩をまぶし、炭火でじっくり焼くことで皮はパリッと、中はふんわり仕上がる
  • シンプルな調理だからこそ、鮎そのものの香り・旨味が引き立つ
  • 背中に串を通す「姿焼き」で、見た目も美しく旅の写真にも映える
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五平餅:この地方の名物、甘じょっぱいタレが香る定番の食べ歩きグルメ。

同行者撮影

五平餅とは?

五平餅は、 主に岐阜・長野・愛知の山間地域に伝わる郷土料理 で、特に木曽路・飛騨・奥三河では昔から親しまれている名物です。

◆ 特徴

  • つぶしたご飯を串にまとめて成形(わらじ型・丸型・棒型など地域で形が異なる)
  • そこに 甘じょっぱいタレをたっぷり塗り、炭火で香ばしく焼き上げる 郷土グルメ
  • 登山後や観光の食べ歩きにぴったりのエネルギー補給食

◆ タレの味が地域で違う

五平餅の魅力はなんといっても“タレ”。地域ごとに特徴があります。

  • くるみ味噌(一番定番でコク深い)
  • 醤油ベースのタレ
  • ごまや落花生入り
  • 甘めの味噌ダレ

炭火で焼くことでタレがカリッと香ばしくなり、中のご飯はふっくら。
香りだけで食欲をそそる、まさに山のソウルフードです。

◆ 犬山城下町の五平餅

犬山の五平餅は特に「甘じょっぱい味噌ダレ」が人気。

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飛騨牛にぎり:とろける美味しさはまさに旅のご褒美。

同行者撮影

飛騨牛にぎりとは?

飛騨牛握りは、 岐阜県が誇るブランド牛「飛騨牛」を使った贅沢な寿司 で、奥飛騨・高山・白川郷・犬山城下町などで人気の食べ歩きグルメです。

◆ 飛騨牛の特徴

  • きめ細やかなサシ(脂)が美しく入り、とろけるような口どけ
  • 肉の甘みが強く、香りも上品
  • 和牛らしい旨味がしっかり感じられる高級ブランド牛

◆ 飛騨牛握りのおいしさの理由

飛騨牛は刺身のように軽く炙って提供されることが多く、炙ることで脂がふわっと溶け、香りが立ちます。

  • シャリ(酢飯)との相性が抜群
  • 肉の旨みが口いっぱいに広がる“とろける系”食べ歩きグルメ
  • 甘口の醤油、塩、わさびなど店ごとに味付けが違うのも楽しい
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同行者みんなで飛騨牛握りを味わいました。お皿はせんべいになっており、食べられます。環境にいいですね!

今回の旅のハイライト 座敷遊び「投扇興(とうせんきょう)」

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犬山城下町で投扇興(とうせんきょう)を初めてしました。これが意外に楽しく、盛り上がります。

投扇興(とうせんきょう)の歴史・遊び方・得点をわかりやすく解説

江戸時代から続く日本の雅な遊び「投扇興(とうせんきょう)」。
扇子を的に向けて静かに放つだけのシンプルな遊びですが、扇の落ちる角度や形で得点が変わる奥深さが魅力です。

投扇興の歴史は、江戸時代に公家や武家の女性たちの間で親しまれた室内遊戯が始まりとされます。扇と的(蝶)、台(枕)という極めてシンプルな道具ながら、落ち方に風流な名前が付けられ、いかにも日本らしい優雅な遊びとして育まれてきました。

遊び方はとても簡単
座った位置から、手元の扇を蝶(的)めがけてふわりと投げるだけ。扇がどのように的や台に触れたか、倒したか、その形で点数が決まります。技術だけでなく、風や空気、運の要素もあり、思わぬ美しい形になったときの盛り上がりは格別です。

得点の基本ルールは以下の通りです(流派によって異なります):

  • 扇が枕(台)の上に乗る……1点
  • 扇が蝶にもたれる……2点
  • 扇が蝶に直立する……3点
  • 扇で蝶を倒す(打倒)……5点
  • まれに起きる美しい特別形(珍形)……高得点

扇が落ちる瞬間の静かな緊張、軌跡の美しさ、そして着地の妙。
誰でも楽しめるのが投扇興の魅力です。

江戸時代の町屋
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このように円となり、1人ずつ5回扇を的(蝶)に投げて得点を競い合います。和服の采配人(さいはいにん)が、この遊びを盛り上げてくれます😀

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この落ち方は高得点の予感!

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これが得点表です。こんなことあるの?という得点パターンがあります。私は実際に高得点を得ました!

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競技が終わり、皆で記念撮影。いや~~~楽しかった!

一日の締めくくり:犬山駅から帰路へ

最後は犬山駅から電車に揺られながら帰宅。継鹿尾山の自然、城下町の美味、そして江戸情緒の投扇興にも触れられる、心とお腹が満たされる一日旅となりました。

まとめ

継鹿尾山は「低山登山・初心者向け・日帰り登山」を探している人にピッタリの山。善師野駅からアクセス良好で、山頂からは木曽川や犬山城の絶景が楽しめます。下山後は寂光院や犬山城下町での食べ歩きまでセットで楽しめるため、「犬山 観光」「犬山 登山」「犬山 食べ歩き」を検索する層にも刺さる王道ルートです。

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