【新潟旅行】初めての新潟!米どころの食と日本酒と温泉を満喫

国内旅行
記事内に広告が含まれています。

2024年、日本の空に新しい風を吹き込んだトキエア
キャンペーンをきっかけに実現した今回の新潟旅では、地上スタッフの温かいお見送りに始まり、高度6,600mからのパノラマビュー。

日本酒の「硬水・軟水」の秘密を職人に学び、白鳥の隊列飛行に圧倒される……。お手軽な日帰り温泉で体を癒やして、最後にはLCC特有の欠航トラブルにも見舞われたが、それすらも「上越新幹線」という贅沢な発見に繋がった。これから新潟を目指す人へ贈る、車が無くても新潟駅を中心に楽しめる実体験100%のガイド。

「新潟って、お米と日本酒以外に何があるんだろう?」 そんな素朴な疑問と、トキエア(TOKI AIR)の魅力的なキャンペーンに背中を押され、私は初めて新潟の地を踏むことにしました。結果から言うと、その旅は期待を遥かに超える「感動」と、少しの「ハプニング」に満ちた、忘れられないものになりました。

1. 雲の上の散歩道:トキエアのフライト

旅の始まりは、2024年に就航したばかりの話題の航空会社「トキエア」から。 今回は、中部国際空港から新潟へ向かいます。中部国際空港の駐機場で待っていたのは、可愛らしいトキのロゴが描かれたプロペラ機(ATR 72-600)。ジェット機とは違う、どこかレトロでワクワクする佇まいです。

著者
著者

中部国際空港内は、名古屋、東海地方の名物がたくさんあります。

中部国際空港 名古屋
著者
著者

機体の後ろから乗り降りします。

新潟空港
著者
著者

地上スタッフのお見送りは良い風景ですね!

何より感動したのは、離陸の瞬間でした。窓の外を見ると、地上スタッフの方々が横一列に並び、満面の笑みで大きく手を振ってくれているのです。あの温かいお見送りを見ただけで、「この旅はきっと良いものになる」と確信しました。

離陸後、機体は高度6,600m、時速550kmで安定飛行に入ります。ジェット機よりも低い高度を飛ぶため、地上の景色が驚くほどくっきりと見えるのがトキエアの醍醐味。この日は天候にも恵まれ、雲海の向こうに真っ白に雪を被った富士山を拝むことができました。青空と白い雲、そして富士山のコントラストを機窓から眺める贅沢な時間は、まさに「空の散歩道」でした。

薄らと富士山が見えます

2. 新潟グルメ:へぎそば

新潟空港に降り立ち、まず向かったのは新潟グルメの代名詞「越後長岡小嶋屋新潟駅前店」さん。 お目当ては、もちろん「へぎそば」です。布海苔(ふのり)という海藻をつなぎに使ったこのお蕎麦は、見た目も芸術的。一口食べると、独特の強いコシとツルッとした喉越しが駆け抜けます。磯の香りが微かに鼻に抜け、いくらでも食べられそうな美味しさでした。

著者
著者

このそば屋は有名なのでしょう。多くの訪日客がいました。タブレットで注文するので、とても便利です。

3. 今代司酒造で触れた日本酒の造りの職人のこだわり

続いて訪れたのは、新潟駅から徒歩圏内にある1767年創業今代司酒造」。 全量純米仕込みにこだわる伝統ある酒蔵です。歴史を感じさせる建物の中で行われる酒蔵見学は、知識がない私でも十分に楽しめる工夫が凝らされていました。見学は予約が必要です。そして英語ガイドもありますので、訪日客を見かけました。

著者
著者

偶然見つけた酒造見学が素晴らしかったです。日本酒の知識がない、アルコールが苦手な人でも楽しめます。

今代司酒造
著者
著者

下の大きな「杉玉」は日本酒の伝統的なサインです。

  • 新酒ができたときに吊るす
  • 最初は 緑色
  • 時間が経つと 茶色になる

つまり、 茶色い杉玉

👉 新酒ができてからしばらく経ち、酒が落ち着いてきた頃
という意味になります。

今代司酒造 店内

特に印象的だったのは、案内してくれた職人さんから聞いた「大吟醸」ができるまでの凄まじい手間暇の話です。 大吟醸といえば、お米を半分以上削る(精米歩合50%以下)ことは知っていましたが、職人さんは「ただ削ればいいというものではない」と語ります。お米が割れないように何日間もかけて慎重に削り、さらには吸水時間を「秒単位」で管理するのだとか。まさに、お米のダイヤモンドを磨き上げるような作業です。

今代司酒造 見学

また、興味深かったのが「水」による味覚の変化についてのお話でした。 日本酒の約8割は水。職人さんに「軟水と硬水でそんなに味が変わるんですか?」と尋ねてみました。 「全然違いますよ」と職人さんは笑います。 「一般的に、ミネラル分の少ない『軟水』で造ると、発酵がゆっくり進んで、きめ細やかで優しく、スッキリとしたお酒になります。対してミネラルが多い『硬水』だと、発酵が活発になり、キリッとした辛口の力強いお酒になるんです」

新潟の地酒がなぜこれほどまでに「スッキリ」しているのか。それは、この土地の柔らかい水と、職人さんの秒単位のこだわりが合わさった結果なのだと深く納得しました。

著者
著者

見学の後は、日本酒の試飲があります。ノンアルコールの甘酒もありますので、アルコールが苦手な方も満足できます。

今代司酒造 見学後に試飲

4. JR新潟駅から無料送迎バスで日帰り温泉

少し足を伸ばして向かったのは、阿賀野市にある「ホテル小柳温泉」。 今回は日帰り入浴を利用しましたが、道中の景色がまた素晴らしかった。冬の新潟の風物詩、「白鳥の飛来」です。

著者
著者

JR新潟駅から、無料送迎バスがあります。片道40分ほどです。事前に予約する必要があります。車がない旅行社に優しいサービスです。2026年3月情報

広大な田園風景の中に、点々と、いや、数えきれないほどの白い塊が見えます。すべて白鳥です。これほどの数の白鳥を間近で見たのは初めてでした。特に、大きな白鳥たちが美しい隊列を組んで空を飛ぶ姿は圧巻。バサバサと羽音が聞こえてきそうなほどの迫力で、自然の生命力に思わず息を呑みました。

新潟は白鳥の飛来が有名
著者
著者

ホテル内の装飾がとても美しく、この時期はおひな様が飾られていました。

ホテル 小柳  ホテル内の装飾
ホテル小柳 
著者
著者

新潟・ホテル小柳の屋上露天風呂は、四季折々の景色を楽しみながら入れる絶景風呂です。澄んだ空気の中、晴れた日には遠く山々を望む開放的な眺望が広がります。良質な温泉がたっぷりと注がれた湯船に浸かれば、旅の疲れも自然と癒されます。日常を忘れ、贅沢なひとときをどうぞ。

温泉入口
著者
著者

最上階の露天風呂から眺める風景はきれいでした。写真はホテル小柳のWeb siteから引用しました。雪景色と桜です。

出典 ホテル小柳 web site
出典 ホテル小柳 web site
著者
著者

日本庭園を眺めながら入浴後のランチ。

ホテル小柳でランチ

JR新潟駅で日本酒角打ち

温泉からJR新潟駅へ戻り。ここで絶対に立ち寄りたかったのが「ぽんしゅ館 コンプレックス」。新潟県内にあるすべての酒蔵の利き酒ができる、まさに日本酒のテーマパークです。

今回はその中にある「角打ち」コーナーで一杯。 私は正直、日本酒に詳しいわけではありません。しかし、ここで提供されたお酒を口にした瞬間、「あ、これは違う。すごくすっきりしている!」と直感で分かりました。雑味がなく、スッと体に染み渡るような感覚。これが本場の日本酒の力なのかと圧倒されました。

著者
著者

この大人のポテサラは素晴らしかったです。

そして、ここで出会った最高の相棒が「大人のポテサラ」です。 ポテトサラダの上に半熟卵が乗り、イカの塩辛、ナッツが絶妙に効いたこの一品。お酒が進むのはもちろん、これ単体でも完成された料理として非常にクオリティが高い!新潟駅を訪れるなら、絶対に食べてほしい逸品です。

番外編 新潟で愛されるカレーライス

食欲をそそる新潟のソウルフードといえば、万代シテイバスセンター内にある万代そばのカレーライスが外せません。昭和から愛され続けるこの黄色いカレーは、スパイスが程よく効いたまろやかな味わいが特徴。シンプルながらも深みのある味は、一度食べたら忘れられない懐かしさがあります。地元の人々から観光客まで、毎日行列が絶えない人気ぶりも納得の一品です。

著者
著者

このカレーライスが地元で有名なところと知らなかったです。お手頃な料金なのも人気の理由でしょう。小盛サイズでしたが、とても多く感じました。これで500円(2026年2月)

万代そば 地元で有名なカレーライス

5. 旅の試練:フライトキャンセルと上越新幹線の救い

明日の復路をWebチェックインをしようとしたとき、なんと😱 「機材不良のため、明日のフライトは欠航となります」という非常な連絡💦

一瞬、頭の中が真っ白に。 通常LCCでも、航空会社側の過失ならば宿泊費や食事代が補填されますが、トキエアは無し😱「これも旅のスパイス……」と自分に言い聞かせつつも、どうやって帰るか必死に考えました。

そこで選んだのが、人生初の上越新幹線。 急遽チケットを取り、新潟駅から東京経由で名古屋へ向かうことに。

早朝のJR新潟駅
著者
著者

新幹線のホームに滑り込んできた上越新幹線の凛々しい姿。

上越新幹線
著者
著者

越後湯沢を通過するときは雪国でした。

車窓からみる越後湯沢

実際に乗ってみると、これが驚くほど快適。 広いシート、静かな車内、そして何より揺れの少なさ。プロペラ機のスリルある旅も楽しかったけれど、日本の鉄道技術の粋を集めた新幹線の安心感は格別でした。ハプニングのおかげで、空路と陸路の両方から新潟を堪能するという、盛りだくさんの旅になったわけです。

6. 旅を終えて

初めての新潟旅は、トキエアのスタッフさんの笑顔で始まり、新幹線の快適な揺れで終わりました。

美味しいへぎそば、静かな温泉、職人の技が詰まった日本酒、そして空を舞う白鳥。 トラブルもありましたが、それすらも「次の旅のネタ」にしてくれるほど、新潟という土地には魅力が溢れていました。

「日本酒ってよくわからない」と思っていた私に、軟水・硬水の魔法や大吟醸の尊さを教えてくれた職人さん。あの時の「スッキリ」とした味わいは、今も喉の奥に残っています。

何が起こるか分からないから旅なんだ。

コメント

This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.

Accept or Deny