2025年 元旦 神社の風景
2025年の元旦は、雲一つない見事な日本晴れとなりました。澄み切った青空の下、新年を迎える清々しい空気の中、多くの人々が初詣に訪れました。

地元の神社へ行きましたので、元旦の風景を紹介
しかし、コロナ禍以前の賑わいを記憶していると、今年の参拝客はコロナ前(2020年)と比較して、やや減少しているように感じられました。以前は参道にずらりと並び、活気に満ち溢れていた屋台の姿も、今は見られません。
新しい初詣の風景が広がっていました。静かに祈りを捧げる参拝客の姿からは、それぞれの願いや新しい年への思いが伝わってくるようでした。
かつての賑わいを知る者としては、少し寂しさを感じましたが、それでも晴れ渡る空の下、新しい年を迎えるという厳かな雰囲気は変わらず、心静かに参拝することができました。
コロナ禍を経て、初詣の形は変わりましたが、人々の願いや祈りの気持ちは変わらないことを改めて感じた2025年の元旦でした。
獅子舞とは?由来・意味と厄払い、招福の願い
獅子舞(ししまい)は、日本各地で古くから受け継がれてきた伝統芸能です。特に地方では、正月に各家々を巡り、厄払いと招福を祈願する重要な行事として親しまれています。
その起源は遠くインド・中国に遡り、奈良時代から平安時代にかけて日本に伝来したと言われています。異国の地から遥々伝わった歴史ある芸能なのです。
獅子舞で舞われる「獅子」は、本来ライオンを指しますが、日本にはライオンは生息していません。そのため、インドや中国から伝わる過程で、想像上の霊獣として独自の姿へと変化を遂げました。
古来より、獅子には魔除けや厄払いの力があると信じられてきました。そのため、獅子舞は、地域の人々の幸せや繁栄を願い、五穀豊穣や無病息災を祈る意味が込められています。勇壮な舞と、時にコミカルな動きで人々を魅了し、新年の門出を祝うとともに、一年間の平穏を願う日本の大切な文化です。
獅子舞の豆知識
- 獅子舞に噛まれると、縁起が良いと言われています。
- 獅子舞の獅子頭には、魔除けの意味を持つ鈴や御幣などが付けられています。
- 獅子舞の囃子には、太鼓や笛のほか、鉦や拍子木などが使われます。
お祓いとは?災いや不浄を清め、清らかな状態へ導く日本の伝統儀式
お祓い(おはらい)とは、私たちの身に降りかかる災いや不浄なものを祓い清め、心身を清らかな状態へと導くための、日本の伝統的な儀式です。
古くから日本に根付く神道の考え方に基づいて行われ、日常生活における様々な厄災や、知らず知らずのうちに溜まってしまった穢れを祓い、清々しい気持ちで日々を送ることを目的としています。
人生の節目である七五三、厄年、結婚式などの際には、無事と幸福を祈願してお祓いを受けることが多く、新築の家や購入したばかりの車など、新しい物事の始まりにあたっても、安全を祈願してお祓いが行われることがあります。
お祓いを受けることで、心理的な安心感を得たり、新たな気持ちでスタートを切ることができたりすると言われています。日本の大切な文化であるお祓いを理解し、必要に応じて体験してみてはいかがでしょうか。お祓いとは、災いや不浄なものを祓い清める儀式です。
お祓いの意味は?
- 心身の清浄: 災いや不浄なものを祓い、心と体を清らかにすること。
- 厄除け: 災いを防ぎ、平穏な生活をする。
- 招福: 良い運を導き、幸福を呼び込むこと。

みこさん(巫女)とは、神社で神様にお仕えする女性です。
境静寂と神聖に包まれる境内:本殿で感じる特別な空気
神社の境内に足を踏み入れると、そこは喧騒とは別世界の静けさに包まれています。木々のざわめきや、時折聞こえる鳥のさえずりが、より一層落ち着いた雰囲気を醸し出しています。足元に広がる砂利を踏みしめる音さえ、この空間の静けさを際立たせているようです。
そして、本殿内部へと進むと、外界とは完全に隔絶されたような、非常に静かで厳かな雰囲気に息を呑みます。薄暗がりの中に佇む御神体からは、言葉では言い表せないほどの神聖な雰囲気が漂い、訪れる者の心を静かに洗い清めてくれるような感覚を覚えます。
深く静まり返った空間で、そっと目を閉じれば、日々の喧騒を忘れ、神聖な空気を感じることができるでしょう。それは、心身を浄化し、新たな活力を与えてくれる、特別な体験となるはずです。内の中はこんな感じです。
本殿内部は、非常に静かで厳かな雰囲気です、神聖な雰囲気を感じることができるでしょう。

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